ユメうつつ

気まぐれ日記。または週記。もしくは月記。下手すると年記。    たまにRO記。もしかしてMSNF記?

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『パレード』

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今回はだいぶ前に読んだ本のことを書いてみる。
そのうち書こうと思っててそんな気になれず今まできた本。


吉田修一の『パレード』。


文庫版

図書館で借りて読んだ。たぶん去年の初め。
そのころ本屋さんに行くとこの人の本が私の目につくことが多かった気がする。
ずらっと並んだ本の背表紙を目で追っているとなんとなく視線がいってた。
そんな感じで気になってて、初めて読んだこの人の小説。

借りるのを決める前に、あらすじを読んで、冒頭の1~2ページも読んでみて、オムニバス小説かなーと思って借りてきた。
わりと軽めの。読みやすいとかさらっとした、という意味で。

でも違った。


内容は、マンションの一室に男女4人が共同生活をしていて、そこに男が1人加わる。
その5人が章ごとに主人公になって話が進んでいく。・・・4章だったかな;

途中まではわりと想像した感じのユルい小説だったんだけど・・・。
最後まで読んでずばーんと小説の印象が変わった。

いっちばん最後がどうだったか細かくは憶えてないけど、まるでスッキリしないラスト。
それでもなんか小説としては終わってた気がする。

「ぇー・・・」と思いつつ最後まで読んだときの脱力感はなんともいえず。
それに怖かった。怖い小説だと思った。
すぐ側にありそうな何かがすごく怖くなった。
ひとことで言うなら“薄気味悪い”感じ。
でも面白くなかったとは言えない。


それ以降、この人の本は読んでない。
気になる本がないではないんだけど、またこのときみたいな感じだったらどうしようと思うと手が出せなくて。
なんだか軽くトラウマちっく(笑
ということで、私の中で吉田修一は“怖い作家”。

ちなみに私は単行本よりもここに乗せた文庫版の表紙のほうがこの小説には合ってると思う。

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