ユメうつつ

気まぐれ日記。または週記。もしくは月記。下手すると年記。    たまにRO記。もしかしてMSNF記?

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震災と原発事故

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震災から2週間・・・・・・。

なんだか目まぐるしくこの国が変わっていっている気がする。
長いような短いような2週間。

私はとりあえずいつも通り、それなりに元気に過ごしてます。
私の知ってる人も、知らない人も、できるだけ多くの人が無事だといいなと思います。



ここさいたまでも今までに経験したことのない激しい揺れで、震源に近いところではどれだけ揺れたのか・・・ちょっと想像がつかない。
我が家では幸いなことに割れたものもなかったし、落ちたものもそんなになかったけど。
その日、私以外の家族はみんな帰宅難民でした。



ここからは長くなるので追記にて。


しばらく大きな余震が続いて、私は軽く地震酔い?しつつ、TVに釘付けになってた。
少しずつしかわからない、被災地の状況。
交通機関がほぼ完全にマヒした首都圏の状況。


目に焼き付いてるのは、TVでヘリから生中継されてた津波の映像。

海からかなり遠くまで平らな土地が続いて、たくさんの田んぼに畑、その間にぽつぽつとある家、それを繋ぐ道。
あぜ道、農道、少し大きな道、川にかかる橋。
そこを走る車・・・・・・。
細い道の先では渋滞が起こってる。
それら全部に見境なく海が迫ってた。

そんな映像を見ながらあのときほんとに祈った。
少しでも多くの人が助かりますように。
きっとTVを見てた人の多くが同じ気持ちだったと思う。


当初の情報ではマグニチュード7くらい、行方不明者も120人とかだった。
日がたつにつれて情け容赦ない現実が明らかになってくる。


その後も追い打ちをかけるようなことも起こってて。

3月だっていうのに真冬並みの寒波が来たり、福島では原発の状況が刻一刻と深刻になったり…。
地震、それからあの大津波だけでも被害がものすごくて、復興にどれだけかかるかわからないのに。




原発に関しても、最初は「原子炉は緊急停止」とか「運転を停止」くらいの情報しかなくて、「冷却機能喪失」ということが言われ出してからも、TVでもネットでも、探してもなかなか詳細は見つからなかった。
私も、運転を止めてからも燃料棒は何年にもわたって冷やさなければいけない、っていうことを、今回初めて知った。


1号機の建屋が最初に水素爆発したっていうのを聞いたとき、ものすごく怖くて実際に膝が震えた。
新しい情報が入るたびにガクブルしたり、でもそれじゃ身が持たなかったり。
結局いつの間にか状況に慣れていく。
その影響は少しずつ迫ってくるのに。


震災から2週間たって、ほんとうなら、これからどう復興しようか、っていうことが問題なはずなのに。
今はまだ原発がどうなるかわからないし、そうこうしてる間にも放射性物質は漏れ続けて、周辺の土地も生き物も汚染され続けてる。
状況悪化を食い止めるため被曝しながら現場で働いてる人たちには、ほんとに頭が下がる。
ありがとうございます。
それでもだんだん汚染が広がってきて、多くの人が「原発の問題さえなかったら・・・」って、きっと感じてるんじゃないかと思う。

水道水の汚染もあって、小さい子供のいる人は不安だろうな・・・。
さいたまの水に含まれる放射性ヨウ素はまだ乳幼児の摂取制限より下だけど、検査され始めた18日には0.62ベクレルだったのが、昨日の時点で24.0ベクレル。
そのうち100を超えるのかなぁ・・・。

「放射性ヨウ素の半減期は8日」と聞くようになったけど、セシウムに関してはあんまり聞かない。
数日前の新聞で、どこかの野菜には82,000ベクレルってセシウムが検出されたっていう記事を見た。
国の指標の164倍とか。

セシウム134の半減期は2年。
でもセシウム137の半減期は30年。半分に減るのに30年かかる。
それがまた半分(最初の1/4)になるのにまた30年かかる・・・んだったと思うけど。
その野菜から検出されたのがどっちか知らないけど、セシウム137に関していえば、今の国の指標を下回る値になるのに240年。
まぁこれは野菜に付いたもしくは野菜が吸い上げた物質の量だろうから、そうやって何かを植えて採取してを繰り返せば土壌に残る放射性物質はもっと減っていくのかもしれない。
地表15cmの土壌を取り除くっていう方法も見た。
でももうそれだけの量の放射性物質は拡散してる。
これからまだ増えるかもしれない。水蒸気でふわふわとずっと出てるわけだしね・・・。

セシウム以上に触れられないのがプルトニウム。
いくつか種類があるらしいけど、プルトニウム239の半減期は24,000年。にまんよんせんねん・・・。
福島第一原子力発電所の3号機では去年からプルトニウムの含まれる燃料を使ったプルサーマル発電をしてるそうな。
そういう情報、普通にTV見たり新聞読んだりしてたんじゃほとんどお目にかかれない。
ナンデ?

一時3号機の圧力が高まって、水を通さないドライベントをするかもしれない、ってなったけど、結局やらずにこらえた。
放射性物質をできるだけ出したくないのは当然だけど、1号機か2号機ではやったような・・・。
3号機だからっていうのもあったんじゃないかって気がする。




といろいろ書いたけど、私は理系はサッパリです。
数学も化学もちんぷんかんぷんもいいとこ。

体内に入っちゃってからも、何%は排泄されるとか、どの物質はどこの臓器に蓄積されるとか、いろんなことが複雑に絡み合ってて普通の人にはなかなか把握しきれるものじゃない・・・。

それでも、それなりに情報はないと何も判断できない。
今度の事故で私はすごく怖かったから、逆にいろいろ調べた。
大丈夫だって意見、もっと大事故になる可能性もあるって意見。
原子炉の設計や研究をしてた人の告発。

いろんな情報を得て、それぞれが判断すればいいと思う。
自分の健康に関するような個人的なことならなおさら。



あと最後に。
私はずっと漫画家山岸凉子のファンで、というか漫画が好きで集めてきた。
その中に『パエトーン』ていう作品がある。
ギリシャ神話になぞらえたエッセイ漫画で、内容は原発に関するもの。
チェルノブイリで事故があったあと、1988年に発表された作品。

書かれた当時と今では少し違う事情もあるだろうし、専門家とかからしたら細かい間違いもあるかもしれない。
でも、漫画っていうことで普段は興味のない人も少しはとっつきやすいかもしれない。

その『パエトーン』。
作者の意向で25日からWEB上に無料公開され始めてる。
原発事故を注視してる人、近くに別の原発がある人、そうじゃないけど気にはなる人、いろんな人にとりあえず読んでもらえたらいいと思う。


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